頑張り過ぎず、頼ろう!
こんにちは!bfキレイ店長のビフです。
bfキレイのご利用者さんは、40代~90代の女性でいらっしゃいます。
一番年上の方は91歳のオトナ女子。定期便を続けて頂きもう3年が経ちます。
ビフはこんな素敵なオトナ女子になれたら、といつも元気を頂いております。
ビフの母は76歳。要介護認定が付いていますが、皆様のサポートで、一人暮らしができています。母の異変を感じたのは、5年前、一緒に福岡に行った時、突然ホテルから朝消えてしまったのです。それもホテルのスリッパを履いて、携帯もバックも持たずに。
ビフはホテル中を大騒ぎして、探し回った後、母はしれっとホテルの部屋に帰ってきました。なぜかホテルを飛び出し、近くの工事現場で地図を書いてもらい戻ってきたのです。ホテル名や部屋の名前なんて覚えられなかったはずなのに。
物覚えが悪くなっているのを感じていましたが、全く「認知症かな」とは疑いもしていなかったのです。離れて暮らしていることもあり、旅行でも一緒に行かないと、気がつくのがとても難しいなぁ、と感じました。
ホテルでの失踪未遂事件があり、自宅に戻ってからすぐに「忘れ物外来」を受診しました。母は割と素直に病院に一緒に行ってくれたので助かりましたが、その時はただの「老化」との診断でした。
安堵と共に、でも「何かおかしい」と感じ悶々としながら、対策も立てず、コロナになり、1年が過ぎた頃、母が激やせしてしまっていたのです。
振り返れば、母はたくさんのシグナルやサインを出していたのです。でも気が付けなかった。
あ~、あの時セカンドオピニオンを貰いに行っていれば、地域包括センターに聞いていれば、等、後悔の念が湧いてきました。周りの助言や助けを求めることを面倒だとか、恥ずかしいとか思った自分に腹が立ちました。
母の激やせを見て、すぐに地域包括センターに行き、かかりつけのお医者さんを紹介して頂き、介護認定を受けました。また、介護経験のある友人に相談すると、とても的確なアドバイスをもらうことができ、今母は皆さんのお力を借りて、ご機嫌な毎日を送ることが出来ています。
介護のこと、家のこと、話すのは恥ずかしい、という方たくさんいらっしゃいますよね。でも、元気に毎日過ごしている方は、周りの人の力を上手に借りているのです。
皆さんも、一人で頑張り過ぎず、周りの人に少しずつ頼ることしていますか?皆で共有しあい、助け合い、笑い合える、そんな社会であって欲しいですよね~。